この夏のお話です。
私の夏は、メキシコ・カンクンへの旅のお仕事からはじまりました。
その様子は、現在、発売中の『DRESS』に掲載されています。
“大人のメキシコ女子旅のススメ”
15年来の同志的友人でもある イラストレーターの進藤やす子ちゃんと
カリブ海とマヤ遺跡にかこまれている、神秘の絶景リゾートへ行ってきました。
無類の旅好きで、経験値もあり、旅の勘もそれなりに働く私としては、
「絶対楽しいだろう!」と予測していたものの、
その予測をはるかに超える楽しさでした。
カリブ海の圧倒的な美しさは、情報や写真だけではわからない。
わが身と五感をフルに使わないと、味わいきれない贅沢なもの。
滞在先のクラブメッドの非日常的、祝祭的な楽しさに興奮!
きめ細やかなホスピタリティには、感動を超えて、心酔!
すっかりファンになりました。
(世界中のクラブメッドをめぐりたい! そのことについて書きたい!)
誌面では、カンクンとクラブメッドの魅力をあますところなくリポート。
“R40はメキシコ適齢期。欲望を解放する大人女子旅の至福”
という紀行文も寄稿しています。人生の中のたった6日間のこと。
でも、あの土地をあのメンバーで旅をしたことで、
自分の中にさまざまな確変を起こった、特別な経験になりました。
沢木耕太郎氏が語っていたように、
“旅には適齢期がある”とたしかに実感しました。
フレッシュな欲望を目覚めさせてくれた(=新しい自分に出会わせてくれた)
カンクンとクラブメッドと、このお仕事と、みんなに感謝しています。
ほんと、だから、旅はやめられないです。
ぜひ、「DRESS」を読んでみてくださいね!
P.S. カンクンの旅を通して、私は、
「自分の内に眠っている欲望と出会うことこそ、旅の醍醐味だなぁ」と実感しながら、
この紀行文を執筆したのですが…
東浩紀さんの最新著書『弱いつながり』にも、類似のことが書いてあって嬉しかったです。
旅とでは、新しい情報に出会う必要はなくて、
新しい欲望に出会うことこと大切なんですよね。