2012年12月30日日曜日

新しい世界で欲望の虜に。



12月は、頭も心も体も内蔵もせわしない毎日でした。

この時期、仕事が詰まってくるのはいつものことなのですが、それだけじゃない。

テレビのお仕事を何度かさせてもらったり、
もっと会いたいけれど、なかなか会えない人たちと、
“今年のうちに”と顔を合わせたりしていました。

放っておくと家にいて、変わりない日常に耽溺するのが好きな私にとっては、冒険です!

まず、テレビ。

毎週火曜日に日本テレビにて放映中のナインティナインさんの番組。

解決! ナイナイアンサー」の収録に3回ほど参加しました。

お声がけいただいて、正直、「違う世界をのぞいてみようかな♥」
くらいの軽い気持ちで参加したのですが、
ご縁があったのか、その後も時々、お声がけいただいています。

あまりにも予想外の展開だけど、
そこで出逢ったスタッフさんも共演者の方々も誠実で面白くて。
また、自分に求められる役割もなかなか新鮮かつハイレベル。

数日は、知恵熱が出てたんじゃないかと思うほど、刺激を受けました。
刺激はストレスでもあるけれど、人として成長するために必要なものなんだなぁと改めて。


遊びのほうも、年末の熾烈な入稿の合間を縫って、いろいろと。

中でも、新鮮だったのが、
同世代であり、糟糠の仕事仲間&トモダチである人気イラストレーターの進藤やす子ちゃんと、
数カ月ぶりにランチして、また後日、数人で朝までスナック遊びをしてきたのですが……。
みんなのパワーに圧倒されつつも、すっごく楽しかった!

だって、カラオケすらも、何年かぶりだったんです。私。地味すぎ。

いきなり夜中にミッツ・マングローブさんのスナック「来夢来人」に行って、

知らない人たちとみんなで、singing&dancing。

私たちのグループの男子が、BO∮WYを歌っていたら、
隣のテーブルにいたカラオケスナックの主みたいな陽気なお姉さんが、
絶妙な間合いで合いの手を入れてきて……
気がついたら。他のお客さんたちとみんなで肩を組んでいました。

夜の街の空気を体感して、再び知恵熱を出したことは言うまでもありません。



仕事にせよ、遊びにせよ、広い世界に出れば出るほど、テンションがあがり、
欲望がわきあがる自分というのも再確認しました。

欲望って、一度火を点けるととめどなく広がっていく――
取り扱い注意なものだけれど、
欲望がなければ、人は元気にならないし、輝かないものなんだなぁと。

人は健全すぎると、色っぽくなくなるのかも。

締め切り→加圧ジム→読書→料理→友達とお茶……
してばかりの私は、しみじみ欲望の大切さを感じ入りました。

来年は、もう少し、いろいろな欲に溺れていたいものです。

ほんとに、そう思っています。

2012年12月12日水曜日

夕暮れの帰り道。




いつも、自分についての像を浮かべるとき、

もう夕暮れなのに、帰り道がわからなくなった子どもがあらわれる。

夢中で夕日をみているうちに、気がついたら、みんなもう家に帰っていて……

1人でぼんやりたたずんでいる人。

子どもの頃から今にいたるまで、全然変わらないなぁ。

いつも、出遅れる。なんだか、帰りそびれる。



朝がくるまで、自由に歩き続けるのか

それとも、帰り道を必死で探すのか

どっちにしろ、切ないけど、なかなか見られない風景が見られるのはたしかで。

それが見たくて、いつまでも帰らないのかもしれない。


2012年12月11日火曜日

女は生涯最盛期!



         

           ブログのデザインとタイトルをリニューアルしました。
         HPの完成とともに、ひっそりとアメブロから引越ししたものの、
             まだ、ほとんど書いていなかったのですが。
            (ブログを書かない生活に慣れてしまいまして……)

             デザイナーのTさんに、わたしのイメージをふくらませて、
              とても素敵なデザインを作っていただいたので、
   心新たに、インフォメーションとともに日々のうたかたを書き記していこうと思います。

                           
                ブログのタイトルは「Flower of Life」です。
              ピンとくる方は、すぐにピンと来るかとおもいます。

         大好きな漫画家、よしながふみさんの作品のタイトルにありますよね。
             比較的初期の作品で、男子高生が主人公の青春もの。

                   苦味と甘酸っぱさに身を浸していたら、
                 ラストに、えーーーーっ!という展開があります。

          「Flower of Life」とは、直訳すれば、「生命の花」ですが、
           もうひとつ、「生涯の最盛期」という意味もあるのだそうです。


             言葉の連なりも響きも好きだし、意味も素敵。                
    そして、私が書きたいこと、伝えたいことにつながっている言葉だなぁと思って、
               ブログのタイトルに引用させていただきました。

                    儚い日常を、生命の花を大事にしたい。
                 人生は、女性は、生涯が最盛期だという思いをこめて。

                            ☆☆☆

 そして、ですね! その敬愛するよしながふみセンセイと先日初めてお目にかかりました。
     しかも長くお付き合いがあり、大好きな菅野美穂ちゃんとの対談を司会するという
                      とってもスペシャルなお仕事で!

       事前の期待値もさることながら、実際の対談は、それはそれはもう楽しかった。
             面白い大人がディープにあけすけにガールズトークしたら、
         すごい化学反応が起きるんだな! という実例を目の当たりにしました。
  
                現在、発売中の「MAQUIA 1月号」に掲載中です。

                    タイトルは、「女のサバイバル論」
            現代女性が生きるために必要なのものは仕事? 結婚? 出産?
                      というテーマで語りあっています。

                     
  「現代の働く女性は、結婚すべきか否か」という問いかけに対して、よしながセンセイが

              「女も自分のために生きていい。                            結婚してもしなくても、                           いずれツケを払うんだから」



           と語っていて、その言葉がとても心に残りました。


   今生きていることは、喜びも悲しみもふくめて全てがギフトだとおもうのですが、
           自分なりに生きてきたことに対する、「ツケ」というのはやはりあって、
   大人になるということは、そこを受け入れて、支払っていく……ということなのかなと。


    深い話だけじゃなくて、女子高生みたいな無邪気な話もたくさんうかがいました。
良かったら、ぜひ、読んでみてください!


      久々のブログで、長くなりましたが、これからは短い内容でも頻度を増やして
               楽しくブログを書いて行きたいなっておもいます。


                     改めてよろしくお願いいたします。                           

                   

2012年10月16日火曜日

大人になっても……“and GIRL♡” 



アラサーになっても、仕事ができても、結婚しても、GIRLでいたい!
……とは、なんて欲張りなんだろうと思います。


でも、欲深さは、生きるエネルギーなんですよね。

野菜は大好きでも、肉も魚も大好き。
ベジタリアンにはなりきれないし、
有機野菜だけじゃなくて、スーパーの野菜も美味しくいただく……

私は、とても食いしん坊なので(その他の分野でも)
“大人GIRL”っていうコンセプトは、よく分かります。

ただし、欲深い自分を自覚しつつ、楽しみつつも、
ひけらかさぬよう、暴走して下品にならぬよう、
他人に迷惑かけないように気をつけようと思う次第です。


冒頭のキャッチコピーがついた「and GIRL」という女性ファッション誌が創刊いたしまして。
新しい連載「芳麗の【本と音楽の話】Cafe」をスタートさせていただきました。


私がホストになって、本と音楽を愛するアーティストや作家さんをゲストにお招きして、
さまざまなことを自由に語り合う……という内容。

対談と名付けるのは、何だかおこがましい気もしますが
インタビュアーでありながら、インタビューという形式を超えて、
この人とこんなこと話したい!
私が読者だったら、こんな会話を内容を読みたい!
というのを、ずんずん素直に聞いています。


第一回目のゲストは、酒井順子さん。

さまざまな偉人女性の転機と人生について綴っている。
酒井さんの新刊「この年齢だった!」を入り口に、さまざまな本&音楽を交え、
「女の転機」「恋愛と結婚」「女と年齢」などなど……
興味深い内容をストレートに語りあっています。

とてもおもしろくて、濃いお話がうかがえたので、
ぜひ、読んでくださいませ♡


♡♡♡

バイザウェイ! 

近々、10月28日(日)に表参道カルチャーでイベント(ワークショップ)を行います。

☆ 芳麗の『恋愛リノベーションLESSON』
   時間:14時〜16時(予定)
   場所:2F 定員:15名
   料金:2,000円(税込)
   講師:芳麗氏(オールアバウト恋愛ガイド)

「恋愛と五感と真美人」についてのトークとワークショップです。


私が3年前に出版した『LOVE リノベーション』という書籍のタイトルにも近しいのですが、
あれから、さらに深まった内容をお伝えしたいなぁと思っています。

詳しい内容については、ココにもまた書きたいのですが、

こちらのちらしをご覧ください。

CULTURE 表参道1周年記念感謝祭

少人数制でリラックスできるし、“女と五感”を磨けるプレゼント付き!

きっと、とても充実したものになると思います。


2012年8月16日木曜日

姜尚中さんとトモダチ



発売中の美人百花。

連載「芳麗の美人図書館」では、姜尚中さんにお話をうかがっています。

インタビューのテーマは、「不安な時代を幸せに生きる“悩む力”」です。

この時代、“平凡な幸せ”は幻想になりつつあるのではないか。

災害を防ぐことや社会をすぐに変えることは難しいけれど、
              
自分の思考を変えるしかない。




不安だから、お金を手元において置きたがる人は多いけれど、
いざという時に、もっとも頼りになるのは、“実物”である――と。


もちろん、実物とは、現実の人間関係のことも含む。

中でも、本物のトモダチというのは、最大の財産だとおっしゃっていて、
                     
とても心に残りました。



恋人も、親子も、夫婦も、同僚も、後輩も、あらゆる人間関係は、
             
何かしらの利害関係や、制約があるし、自由度が少ない。
           
けれど、本物のトモダチには、利害も制約もない。


その上で、全身全霊でむきあえて、すべてを受け入れあえる。

                 
そんなトモダチがいたら、とても心強い……と。

本当に、その通りだとおもうし、素敵な思考ですよね。


どんなトモダチがいるかは、その人となりをよく表している気がします。




詳しくは、美人百花を読んでいただけると嬉しいです♡


2012年8月5日日曜日

柴咲コウさんへの手紙♡



8月5日。
柴咲コウさんのHappy Birthdayでもある、今日。
 wowowにて、21時から、


柴咲コウ Premium Live Tour 2012



の模様が放映されます。

わたくし。そのライヴ番組の映像の下に流れる予定の、
メッセージ・テロップを書かせていただきました。

それは、テロップだけど、メッセージのような不思議なものです。

定点観測ではあるものの、およそ、10年間。
いちアーティストであり、いち人間、いち女性としての
柴咲コウさんに話をうかがってきた、インタビュアーの1人として、
彼女の歩み、その魅力の奥深さを、みなさんにもお伝えできたらと願いつつ
一方では、柴咲さんに手紙を綴るようなキモチで書きました。


音楽を200%楽しみながら、ふと、目にとめていただけると嬉しいです。

コウちゃんといえば、アジエンスのCMで流れている
新曲も良い感じですよね。

    奥田民生さんとのコラボ曲。
           ライヴで聴くのも楽しみです。



2012年8月3日金曜日

My lovely boyfriend. 発芽中♡


誕生日に友だちからもらった豆の種。





       
水をあげたら、あっという間にもこもこと発芽して。

Happy Birthday!


とっても可愛い♥ 

発芽していくさまをみているだけで、元気になる。
かいわれ大根とかスプラウトもそうだけど、
発芽力のあるものっていいね。
                         
生命力をもらう。




久々に、My lovely boyfriend.

                   
おいっこ、めめぞう。いきおいよく発芽中。


                       
めいっこ、めめこも♥

2012年7月30日月曜日

センスは遺伝する



出産祝いをあげたら、ナイスな内祝いをいただきました。

西光亭の粉糖をまぶした、真っ白なくるみクッキー。

ほろほと崩れて溶けていく。美味しい♡

しかもオリジナル・パッケージが可愛過ぎる♥ 

センスの良い親子さんをもって、幸せだね。

きっと遺伝するだろうなぁと確信した瞬間でした。


♡♡♡

せっかくHPが完成して、ブログもリニューアルしたものの、
旅仕事続きで、更新が滞っていたのですが……
8月からは、心持ちもあたらに(でも、無理しすぎず)
それぞれ、適材適所で更新していこうと思っておりますので、
どうぞ、よろしくお願いいたします。






2012年7月25日水曜日

an.an 本能で恋しよう!




本日発売のan.anの巻頭特集「本能で恋愛しよう!」
に、わたくし、登場しております。

この特集は、私が以前書いたコラム「子宮恋愛」を
読んで共感してくださった、編集者のDさんが
企画してくださいました♥

愛のある取材で、とっても楽しかったです。
                取材する側でもある自分としては、心あらわれる思いでした。            

本能って、エロい意味のみならず…ですよ。


身体感覚とか、五感とか、いろんなものに作用されている
知的にして、本質的な欲求。              


恋する上でも、生きていく上でも、書いていく上でも、 
ずっと深めていきたい大きなテーマのひとつです。

とてもわかり易く素敵な企画になっているので、
よかったら、ぜひ、読んでみてくださいね♡


2012年7月11日水曜日

運命の出会い。MATTABI



                               
竹富島で出会った猫。
人慣れしている。
そのユルさとフテブテしさが可愛い♥

2012年7月2日月曜日

TALK・EVENT


TALKEVENT


ある人におしゃべりライターという微妙な呼び名をつけられたほど、
“話す”という行為には、恥ずかしいのに夢中になってしまう。不思議。

・大塚製薬  SOYJOY ×人気女性誌イベント 「オトナの
女子力レッスン」 出演
 J-wave Hello World 」出演
・ダイアログ・イン・ザ・ダークとのワークショップイベント「真美人プロジェクト」主催

LINER NOTES


LINER NOTES

現在・過去・未来。とどまらない時間の中には、いつも音楽が鳴っていて、
映画や舞台、アートがある。私的だけれど、伝えたいカルチャーについて。

ライナーノーツを手掛けたおもなアーティストに、椎名林檎、東京事変、スガシカオ、平井堅、スキマスイッチ、秦基弘など。
また、映画「一枚のめぐり逢い」「セカンドバージン」などのパンフレットにエッセイを寄稿。

TRAVEL・RERORRTAGE


TRAVELRERORRTAGE

旅にでると人が見えるし、人を知ることは旅に近い。
旅先で出会う人や風景が無意識に触れて、何かが覚醒する瞬間が好きです。

 MORE  深津絵理in  ケニア 「優しい奇跡」
MORE 竹内結子 in オーストラリア「“私”を生きること 人を愛すること
 COSMOPOLITAN 桃井かおりin  L.A.「終わりなきチャレンジ精神」
 MAQUIA 菅野美穂in パリ 

COLUM ・ESSAY


COLUM ESSAY

恋したり、愛したり、育てたり。溺れたり、痛かったり、笑えたり…
女のいばら道には、予想外のアトラクションがたくさんあるから面白い!

これまでの連載に、幻冬舎 papyrus 「満月のラブレター」、集英社 MORE 「イカリン×オカリンの目指せ! イカリンOL!」、集英社WEB「レンザブロー」ダイエット小説 「ジュゼッペが履けなくて」……etc

INTERVIEW


LONG INTERVIEW


インタビューはライヴであり、生活そのもの。人(作品)の奥にある深みをとらえて言葉で届ける、コミュニケーションの循環です。心に触れるものに素直に、透明な媒介でありたい。

椎名林檎、茂木健一郎、宇多田ヒカル、小泉今日子、西川美和……etc  時代をけん引する表現者、映画監督、小説家などのクリエイターを中心に人物インタビューを多数手がける。1万字を超えるロングインタビューに定評がある。

BOOK


BOOK


子供の頃から本が好きです。どんなジャンルやカラーでも、
物語のある本が読みたいし、作りたい。

自著「Loveリノベーション」 主婦の友社(2009.4.1
その他、企画・執筆に携わった本に、
「蜷川妄想劇場~mika's daydreaming theater~」集英社、
「野菜が毒になる人ならない人」幻冬舎 など多数。

NOW 連載中


 NOW

WEB
MORE公式HP 「芳麗センパイの恋愛サプリ」
 All About 「女の恋愛」

雑誌 
美人百花「芳麗の美人図書館」
MORE 二宮和成「It[一途]
MORE 蒼井優 「8740
MAQUIA 亀梨和也 「亀カメラ」 


2012年6月27日水曜日

こんにちは! 芳麗です。

こんにちは! 芳麗です。

今を生きる人(とくに、女性!)を探究して、多面的に時流を体感しながらコラムやインタビューを執筆。さまざまな効用を持つカルチャー、思考、アクティビティを紹介しています。

大切にしていることは、身体感覚、行き当たりばったり。 旅するように毎日を過ごして、初めてのような気持ちで万人、万物に出会いたい。
  
【PROFILE】 
文筆業。岩手県生まれ、山形県育ち。マレーシアンチャイニーズの父と生粋の東北人との母との間に誕生。大学進学、シンガポール留学、NHK山形放送局でのキャスター業を経て、25歳の年にライターとして活動開始。

雑誌「MORE」「COSMOPOLITAN」などで“女性の生き方”にまつわる記事を手掛けながら、ミュージシャン、作家、俳優、クリエイターなど第一線で活躍する著名人から、多種多様な一般人まで、述べ2000人以上をインタビュー。 人物を掘り下げるロングインタビュー、女心をつかんだコラムに定評があり、女性誌、カルチャー誌、文芸誌など、数多くの媒体で活躍している。

2006年からAll Aboutにて連載を開始した恋愛コラムが月間100万アクセス超を記録。2008年度のAll About年間アクセスランキングNo.1を獲得後、現在も上位をキープ。 著書「Love リノベーション」(主婦の友社)として刊行された。

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