発売中の美人百花。
連載「芳麗の美人図書館」では、姜尚中さんにお話をうかがっています。
インタビューのテーマは、「不安な時代を幸せに生きる“悩む力”」です。
この時代、“平凡な幸せ”は幻想になりつつあるのではないか。
災害を防ぐことや社会をすぐに変えることは難しいけれど、
自分の思考を変えるしかない。
不安だから、お金を手元において置きたがる人は多いけれど、
いざという時に、もっとも頼りになるのは、“実物”である――と。
もちろん、実物とは、現実の人間関係のことも含む。
中でも、本物のトモダチというのは、最大の財産だとおっしゃっていて、
とても心に残りました。
恋人も、親子も、夫婦も、同僚も、後輩も、あらゆる人間関係は、
何かしらの利害関係や、制約があるし、自由度が少ない。
けれど、本物のトモダチには、利害も制約もない。
その上で、全身全霊でむきあえて、すべてを受け入れあえる。
そんなトモダチがいたら、とても心強い……と。
本当に、その通りだとおもうし、素敵な思考ですよね。
どんなトモダチがいるかは、その人となりをよく表している気がします。
詳しくは、美人百花を読んでいただけると嬉しいです♡