新しい世界で欲望の虜に。

12月は、頭も心も体も内蔵もせわしない毎日でした。

この時期、仕事が詰まってくるのはいつものことなのですが、それだけじゃない。

テレビのお仕事を何度かさせてもらったり、
もっと会いたいけれど、なかなか会えない人たちと、
“今年のうちに”と顔を合わせたりしていました。

放っておくと家にいて、変わりない日常に耽溺するのが好きな私にとっては、冒険です！

まず、テレビ。

毎週火曜日に日本テレビにて放映中のナインティナインさんの番組。

「解決！ ナイナイアンサー」の収録に3回ほど参加しました。

お声がけいただいて、正直、「違う世界をのぞいてみようかな♥」
くらいの軽い気持ちで参加したのですが、
ご縁があったのか、その後も時々、お声がけいただいています。

あまりにも予想外の展開だけど、
そこで出逢ったスタッフさんも共演者の方々も誠実で面白くて。
また、自分に求められる役割もなかなか新鮮かつハイレベル。

数日は、知恵熱が出てたんじゃないかと思うほど、刺激を受けました。
刺激はストレスでもあるけれど、人として成長するために必要なものなんだなぁと改めて。


遊びのほうも、年末の熾烈な入稿の合間を縫って、いろいろと。

中でも、新鮮だったのが、
同世代であり、糟糠の仕事仲間＆トモダチである人気イラストレーターの進藤やす子ちゃんと、
数カ月ぶりにランチして、また後日、数人で朝までスナック遊びをしてきたのですが……。
みんなのパワーに圧倒されつつも、すっごく楽しかった！

だって、カラオケすらも、何年かぶりだったんです。私。地味すぎ。

いきなり夜中にミッツ・マングローブさんのスナック「来夢来人」に行って、

知らない人たちとみんなで、singing＆dancing。

私たちのグループの男子が、BO∮WYを歌っていたら、
隣のテーブルにいたカラオケスナックの主みたいな陽気なお姉さんが、
絶妙な間合いで合いの手を入れてきて……
気がついたら。他のお客さんたちとみんなで肩を組んでいました。

夜の街の空気を体感して、再び知恵熱を出したことは言うまでもありません。



仕事にせよ、遊びにせよ、広い世界に出れば出るほど、テンションがあがり、
欲望がわきあがる自分というのも再確認しました。

欲望って、一度火を点けるととめどなく広がっていく――
取り扱い注意なものだけれど、
欲望がなければ、人は元気にならないし、輝かないものなんだなぁと。

人は健全すぎると、色っぽくなくなるのかも。

締め切り→加圧ジム→読書→料理→友達とお茶……
してばかりの私は、しみじみ欲望の大切さを感じ入りました。

来年は、もう少し、いろいろな欲に溺れていたいものです。

ほんとに、そう思っています。

夕暮れの帰り道。

いつも、自分についての像を浮かべるとき、

もう夕暮れなのに、帰り道がわからなくなった子どもがあらわれる。

夢中で夕日をみているうちに、気がついたら、みんなもう家に帰っていて……

１人でぼんやりたたずんでいる人。

子どもの頃から今にいたるまで、全然変わらないなぁ。

いつも、出遅れる。なんだか、帰りそびれる。



朝がくるまで、自由に歩き続けるのか

それとも、帰り道を必死で探すのか

どっちにしろ、切ないけど、なかなか見られない風景が見られるのはたしかで。

それが見たくて、いつまでも帰らないのかもしれない。

女は生涯最盛期！

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　ブログのデザインとタイトルをリニューアルしました。
　　　　　　　　　HPの完成とともに、ひっそりとアメブロから引越ししたものの、
　　　　　　　　　　　　　まだ、ほとんど書いていなかったのですが。
　　　　　　　　　　　　（ブログを書かない生活に慣れてしまいまして……）

　　　　　　　　　　　　　デザイナーのTさんに、わたしのイメージをふくらませて、
　　　　　　　　　　　　　　とても素敵なデザインを作っていただいたので、
　　　心新たに、インフォメーションとともに日々のうたかたを書き記していこうと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　ブログのタイトルは「Flower of Life」です。
　　　　　　　　　　　　　　ピンとくる方は、すぐにピンと来るかとおもいます。

　　　　　　　　　大好きな漫画家、よしながふみさんの作品のタイトルにありますよね。
　　　　　　　　　　　　　比較的初期の作品で、男子高生が主人公の青春もの。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　苦味と甘酸っぱさに身を浸していたら、
　　　　　　　　　　　　　　　　　ラストに、えーーーーっ！という展開があります。

　　　　　　　　　　「Flower of Life」とは、直訳すれば、「生命の花」ですが、
　　　　　　　　　　　もうひとつ、「生涯の最盛期」という意味もあるのだそうです。


　　　　　　　　　　　　　言葉の連なりも響きも好きだし、意味も素敵。　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　そして、私が書きたいこと、伝えたいことにつながっている言葉だなぁと思って、
　　　　　　　　　　　　　　　ブログのタイトルに引用させていただきました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　儚い日常を、生命の花を大事にしたい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　人生は、女性は、生涯が最盛期だという思いをこめて。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆☆☆

　そして、ですね！　その敬愛するよしながふみセンセイと先日初めてお目にかかりました。
　　　　　しかも長くお付き合いがあり、大好きな菅野美穂ちゃんとの対談を司会するという
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　とってもスペシャルなお仕事で！

　　　　　　　事前の期待値もさることながら、実際の対談は、それはそれはもう楽しかった。
　　　　　　　　　　　　　面白い大人がディープにあけすけにガールズトークしたら、
　　　　　　　　　すごい化学反応が起きるんだな！　という実例を目の当たりにしました。
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　現在、発売中の「MAQUIA　１月号」に掲載中です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　タイトルは、「女のサバイバル論」
　　　　　　　　　　　　現代女性が生きるために必要なのものは仕事？　結婚？　出産？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　というテーマで語りあっています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　「現代の働く女性は、結婚すべきか否か」という問いかけに対して、よしながセンセイが

　　　　　　　　　　　　　　「女も自分のために生きていい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　結婚してもしなくても、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いずれツケを払うんだから」

　　　　　　　　　　　と語っていて、その言葉がとても心に残りました。

　　　今生きていることは、喜びも悲しみもふくめて全てがギフトだとおもうのですが、

 　　　　　　　　　　自分なりに生きてきたことに対する、「ツケ」というのはやはりあって、

　　　大人になるということは、そこを受け入れて、支払っていく……ということなのかなと。

　　　　深い話だけじゃなくて、女子高生みたいな無邪気な話もたくさんうかがいました。

良かったら、ぜひ、読んでみてください！


　　　　　　久々のブログで、長くなりましたが、これからは短い内容でも頻度を増やして
　　　　　　　　　　　　　　　楽しくブログを書いて行きたいなっておもいます。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　改めてよろしくお願いいたします。