2015年9月14日月曜日

Veryママへの愛を綴ったら!





 7月から、cakes(ケイクス)にて新しい連載エッセイを開始しました。


「雑誌が切り取る私たち ――恋も仕事も思いのまま?」



 私が、これまでライターとしてもっとも長く深く携わってきた女性誌について、
時代に敏感な新旧の女性誌の企画やキャッチコピーを振り返りながら、
女の人生の選択についてポップに語ってみようと試みております。


 さまざまな生き方や価値観の女性がいるように、
女性誌もいろいろな個性(人格)があります。

 でも、時代も雑誌のジャンルも超えて、根底にあるもの……
           悲喜こもごもや欲望や切なる願いはつながっているなと感じるのです。

書いていて(けっこう大変だけど)、すごく愉しいです。


 こちらは、本日まで無料で読める最新記事。
(記事は公開して1週間は無料というシステムです)

「VERYママカーストの女王は、イケダン浮気の悪夢を見るか」





イケダン浮気の……って、すごいタイトルですよね!

ママじゃなくても、思わず読みこんでしまう面白い雑誌ですけれど、
もし、私がVERYママだったら……と妄想しながら書いたエッセイです。


ちなみに、Yahoo!トピックスにもとりあげていただいたらしく、
ものっすごいアクセス数だったそう。


「長いよ!」 「妄想だ!」みたいなコメントをちらりと拝見しましたが、


これって、ヤフトピによくあがっているようなニュースではなく、
読み物(エッセイ)なので……

「そうよ、一部は妄想よ。それが何か?
WEBニュースのマナーや文字数に合わせてないよ!」

と、心の中で答えつつ、久々のWEBの洗礼に胸を少しだけ痛めつつ、
早々にコメント欄を閉じました(^^;)

でも、それ以上に嬉しい感想もいっぱいもらいました。

これから、WEB読者だって、WEB記事だって、WEBの書き手だって、
もっともっと多様になっていくだろうから、試行錯誤して、新しいやり方を探したいです。


それにしても、ありがたい!

私は自分の書いたものを、たくさんの人に読んでもらえるのが好きです。
映画エッセイでも、コラムでも、ライナーノーツでも、インタビューでもそう。

もちろん、完璧ではなくとも自分の納得のいくもの、
自分(と担当編集者)は面白い!と思えるものであることが前提だけど。

賛否両論でもいいから、いろんなところで生きている人、市井の人たちに読んでもらいたい。


だから、ずっと女性誌でもカルチャー誌でもスノッブなものだけではなく
(それはそれで好きだけど)、
多くの人が手に取りやすい雑誌を敬愛して携わってきたところもあるんだろうし。
今の時代は、WEBこそがその場のひとつなんだろうなと思います。

VERYママについては、まだまだ愛がとまらないので
またケイクスやブログなどで書きたいなと思います。









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