この6月に著作を2冊出しました。
やっと書店にも並び始めたようなので、遅ればせながら、初告知します!
まず、1冊め。
内容は、タイトル通り。
私が18年間インタビューという仕事を続けてきて知り得た、コミュニケーションの極意や、楽しみ方について書きました。
インタビュー術でもあるけれど、もっと広い範囲におけるコミュニケーションについての本です。
*インタビュアーになりたい人
*インタビューという仕事に興味がある人
に読んでいただきたいのはもちろん、それ以上にお勧めしたいのが
*コミュニケーションや人間関係に不安や苦手意識がある人
装丁は正統派ですが、中身はわりと自由奔放。
この手のマニュアル本にあるような、マニュアルはほぼ書いていません。
でも、テクニックやマニュアルが使えない不器用な人、それだけでは飽きたらない人たちに向けて、読者が本当に知りたいこと思うことを、書こうと務めました。
必要に応じて、自分のことも、インタビュー現場のことや実経験も、惜しまずに書いています。
*某誌の書籍紹介より。
「大物俳優からトップアイドルまで、奥深い本音を引き出す方法」
「聞き上手な女はモテる?」
「一流の人と付き合うにはどうしたらいいの?」
インタビュアーとして、3000人以上に取材した経験をもとに、多くの人が聞きたい、知りたいと思うことに答えている。
昨年、本書の執筆のお話をいただいた時は、正直、少し迷いました。
「一介のインタビュアーである私が? まだ、道半ばの私が指南本を出すなんて!」という、定番(おきまりの)の葛藤を抱いたからです。
でも、最終的に書こうと思った理由は主に2つ。
自分は、特別に巧みではないけれど、インタビューという仕事がとても好きで、心から楽しんでいることにかけては、ちょっと普通じゃないと思えたから。
インタビューの術を知り経験を積んだことは、私の人生に確実に変化をもたらし、ものを考える上での基軸にもなっています。
ふたつ目は、私自身がもともと筋金入りのコミュ下手だったから。
今や、誰も信じないけれど、内気で無口で人見知りの引きこもりでした。
人と交わるのが面倒だから、「書く仕事」につこうと思ったのに、なぜか、「話す仕事」もやっていたという不思議!
だから、編集者に、「これは、必ず多くの人の役に立つ本になりますから」という言葉を聞いた時、テンションが上がりました。
かつての私のように、コミュニケーションが苦手で日々が楽しめない人の役に立ちたいと思ったんですよね。単純に。
少なくとも、20年前の私が励まされる内容の一冊になっているはずです。
少しつづでも浸透して、多くの人に長らく読んでもらえると嬉しいです。
2冊めは、小説です。
7/2 に公開される映画のノベライズ。
こちらは、ペンネームで書いております。
片思いをテーマに紡がれた8編のアンソロジーです。
ラブ・アクチュアリーの青春版のような感じ。
こちらについては、また、改めて書きたいのですが……
発売5日目の本日、早くも重版が決定しました!
ありがたい!
コミュニケーション本にの発売を祝して、このブログ(あるいは、別な場所)でも、しばらくはインタビューとかコミュニケーションについて書いてみようかなと思います。
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